子ども会とは(意義と必要性)

子ども会の意義と必要性

本来子どもたちは遊ぶことが大好きです。少しの合間を縫っても遊べる名人なのです。
昔ならどこにでもあった広場で、夕方遅くまで外にいても、誰かしら気づいた大人が注意してくれた地域性。そんな当たり前のことが、知らず知らずのうちにその光景を見ることがなくなってしまいました。
また、高学年が小さい子の面倒を見て、いい意味でのガキ大将を発揮し、喧嘩していじめられていればかばったり、仲裁に入ったりして遊びの中心的役割を果たす子どもが見受けられなくなっています。
とくに最近は、その機会と場を失っていると言わざるを得ません。
ケイタイ、インターネット、ゲーム等、人間と直接の関わりを持たずに成長した子どもがどのような大人になり、上手に人間関係を保持できるのでしょうか。

子ども会とは、異年令集団活動を体験する場です。遊びの中から、各人が自分の頭で考え、行動し、その結果について責任をとっているかどうか、相手の立場になってものを考えているかどうか、また自分と異なった意見に対して寛容であるかどうか等、工夫や知恵が生まれ、ルールを学び、体験することによって社会教育が養われます。
家庭のしつけ、学校教育が大切なことは当然ですが、仲間との遊びを通しての共通体験が大切です。
子どもの目の高さにあわせてまわりを見てください。また、子どもがいま何を考え、行動しようとしているのか、子どもの目線にあわせてみてください。失敗してガックリ。負けちゃって涙する。おもしろかったら目を輝かせて話しかけてきます。
子どもたちは感動する心、それを与える心を持っています。それを受け入れる器、それが子ども会ではないでしょうか。

子ども会活動のねらい

子ども会活動のねらい

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